すぐ届く宅配弁当はどれ？即日・翌日対応おすすめ宅食サービス5選を徹底比較【2025年版】

妻が突然救急搬送され、入院手続きや仕事の合間の病院通いで、僕の食生活は一気にコンビニ弁当中心に。
以前はスーパーをはしごしていた僕も、お惣菜すら買いに行く時間がないほど忙しくなっていました。

退院後は自宅療養となる妻の食事も用意しなければならず、「ネットで簡単に頼める宅配弁当に頼ろう」と決意。
しかし、いざ注文画面を見ると最短お届けが5日後…。
ほかの宅食サービスも多くが到着まで5日前後で、普段Amazonや楽天の即納通販に慣れていた僕は、正直途方に暮れました。

調べてみると、宅食サービスは種類や温度帯によって納期が変わり、中には最短2日で届く方法もあることが判明。

今すぐ食べたい！即日・翌日配送対応の宅食サービス5選

どのサービスが早いのか、まずは一覧でチェック

サービス名	最短お届け日数	温度帯	エリア条件・配送方法	注文締切時間（目安）	送料（税込）
夕食.net (ヨシケイ)	最短当日 (エリア限定)	冷凍	東京・埼玉・千葉・福井・静岡・京都・大阪・奈良・兵庫・岡山・徳島（※一部除外あり） 自社便ルート配送	当日の朝5時まで	無料
わんまいる	最短2日 (曜日・注文時間による)	冷凍	全国・ヤマト運輸	平日12時までで最短発送	935円（北海道・沖縄は2,500円）
ニチレイフーズダイレクト	最短2日	冷凍	全国・佐川急便またはヤマト運輸	平日午前中までで最短発送	注文金額と配送先エリアによる
メディミール	最短2〜5日前後	冷凍	全国・ヤマト運輸	明記なし 平日対応	初回・定期便は送料無料
デリOisix	最短2〜5日前後	冷蔵	全国・ヤマト運輸	定期便は締切日の朝10時まで	初回は全国送料無料

夕食.net ヨシケイ（最短当日お届け・エリア限定）

ただし、対応エリアは埼玉・千葉・東京・福井・静岡・京都・大阪・奈良・兵庫・岡山・徳島の一部地域に限られています。
公式サイトで郵便番号を入力すると、自宅が対象か確認できます。
→ 夕食.net 配送エリア検索はこちら

配達料は無料で、留守でも受け取りができる鍵付きあんしんBOXの貸し出しがあり、保冷ボックスに入れたまま置き配してくれるため、受け取りの時間に縛られないのも嬉しいポイントです。
急な予定変更や忙しい日の夕食準備にも頼れるサービスです。

すぐに宅配弁当を利用したい場合は、まず対応エリアかどうかをチェックしてみると良いでしょう。

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わんまいる（最短2日・全国発送）

「わんまいる」は、栄養バランスと手作り感にこだわった冷凍惣菜セットまたは冷凍弁当を全国に配送する宅食サービスです。
専属の栄養士が考えたメニューを大阪の老舗惣菜専門店が手作りで商品化、国産食材を中心に手作り・急速冷凍しているため、家庭料理に近い味わいが楽しめます。

配送はヤマト運輸のクール便で全国に配送、最短2日後に受け取ることが可能です。
全国配送に対応しているため、都市部だけでなく地方でも利用しやすいのが特徴です。

プランは袋タイプの「健幸ディナー」とトレータイプタイプの「美食弁当」がそれぞれ1週間分(5食)または2週間分(10食)から選べます。
どちらのタイプも基本は1人前ずつの量で、家族分を注文する場合は数量を変更すればOK。

健幸ディナーは惣菜を真空パックで個別包装しており、温めたい分だけ使えるのでフードロスが少なく、冷凍庫のスペースも効率的に使えます。
調理方法は湯煎または流水調理なので、冷たいまま食べる惣菜もあるのが特徴。
さらに、惣菜タイプには珍しく、1人前でパックされているので一人暮らしや単身赴任中の方にも便利です。

ニチレイフーズダイレクト（最短2日・全国発送）

冷凍食品メーカー「ニチレイフーズ」が運営する公式通販サイト「ニチレイフーズダイレクト」は、糖質・塩分・カロリーを抑えた健康管理食やダイエット向けメニュー、ボリューム重視の惣菜まで幅広くラインナップしています。
冷凍便なのでまとめ買いして冷凍庫にストックしておけば、急な食事準備にも対応できます。

配達エリアは全国対応。
配送希望日の指定がない場合、平日午前中の注文・決済完了すると、最短で注文から2日後（一部地域は3日以上）で、佐川急便またはヤマト運輸から選択可能です。

特徴的なのは、公式サイトだけでなく楽天市場店からも購入できる点です。
楽天ポイントを活用したい人や、普段から楽天で買い物をしている人には特に便利です。
通常の販売価格は公式サイトで購入する方がお得ですが、楽天市場経由ならセールやポイントアップイベントも利用でき、実質的な割引になるケースもあります。

さらに、公式サイトと楽天市場店では送料も異なります。
購入金額と配送地域によってどちらがお得になるか変わってくるので、購入前にチェックしておきたいポイントです。

ニチレイフーズダイレクト公式サイト送料

配送先	注文金額7,500円以上	注文金額5,000〜7,499円	注文金額5,000円未満
本州・四国	0円	500円	800円
北海道・九州	400円	900円	1,200円
沖縄	1,700円	2,200円	2,500円

ニチレイフーズダイレクト楽天市場店の送料

• 全国一律800円（離島・一部地域も追加料金なし）
• 3,980円以上の注文で送料無料
• ただし、宅配業者は佐川急便限定

ニチレイの冷凍食品はスーパーでもよく見かけるため、日頃からお弁当のおかずなどで利用している方も多いでしょう。
味や品質のイメージがしやすく、他のネット通販商品よりも購入しやすいですよね。
はじめて通販で冷凍食品を注文する方にもおすすめです。

メディミール (最短2〜5日・全国発送)

配送はヤマト運輸のクール便で、最短2日～5日前後で到着します。
冷凍保存できるので、まとめ買いしておくと忙しい日や体調がすぐれない時にも便利ですよね。

会員登録をすると、注文内容を基にかかりつけの管理栄養士が食事アドバイスをしてくれる特典付き。
電話やメールでの相談も可能なので、栄養面のサポートを受けながら安心して続けられます。

送料は、初回注文は無料。
2回目以降は880円（沖縄・離島は1,100円）ですが、11,000円以上の注文で送料無料になります。
定期便は送料無料のため、継続利用する場合は定期注文のほうがお得です。

デリOisix (最短2〜5日・全国発送)

冷蔵で届くため、消費期限が到着日を含めて3日（お届け2日地域は到着日を含め2日）とが短く、受け取り後すぐに食べる計画が必要です。
忙しくて料理する時間がない日や、惣菜では野菜不足が気になるときに便利ですが、受け取りタイミングを考えて注文するのがポイントです。

初回体験セットを実際に広島から注文してみました。
詳しくは、デリOisixを実際に試して分かったメリット・デメリットの記事を参考にしてみてくださいね。

初回のおためしセットは全国どこでも送料無料で、満足できなければ全額返金制度もあります。
定期購入ではないため、必要な時だけ気軽に利用できるのも安心です。

2回目以降に注文する場合は、定期会員になると送料がお得。
詳しくはOisix公式サイト送料についてをご覧ください。

宅食以外ですぐ食べられるサービス

宅食サービスは便利ですが、最短でも当日または翌日のお届けになることが多く、「今すぐ食べたい」場合には間に合わないこともあります。

そんなときは、フードデリバリーやネットスーパーなど宅食以外のサービスが強い味方になります。
これらは注文から最短30分程度で商品が届くこともあり、急な来客や忙しい日の食事準備にも最適です。

フードデリバリー (最短30分〜1時間)

フードデリバリーは、注文から最短30分〜1時間ほどで商品が届く即時性が最大の魅力です。

Uber Eatsや出前館、Woltなどが代表的で、近年は飲食店だけでなくコンビニ（セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマート）や一部スーパーの商品も扱うようになっています。
コンビニ利用の場合、お弁当やおにぎり、サラダ、日用品など急ぎで欲しいものをまとめて届けてもらえるため、宅食の「計画的注文」とは異なる「今すぐ食べたい」ニーズにぴったりです。

ただし、配送料や少額注文手数料がかかることが多く、利用頻度が高いとコストが割高になりやすい点には注意が必要です。

ネットスーパー (最短70分〜当日中)

ネットスーパーは、近隣の店舗から商品を選び、自宅まで届けてくれるサービスです。

イオンネットスーパーやAmazonフレッシュなどが有名ですが、地方のスーパーでも取り入れている企業が多く、即日配送に対応している地域も多くあります。
生鮮食品や日用品を宅配でまとめ買いできるため、宅食サービスでは補いにくい「食材の自由な選択」が可能です。

一方、配達枠が予約制のため、注文のタイミングによっては当日便が埋まってしまい、翌日以降の配送になることもあります。
計画的に利用すれば、宅食と組み合わせて効率的な食事準備が可能です。

「イトーヨーカドーネットスーパーbyONIGO」は、イトーヨーカドーの商品が最短70分で自宅に届くサービス。
初回限定で30%OFF(上限あり)＆送料無料クーポンも配布されているので、気になる方はぜひお試しください。

はじめての宅食で気づいた到着までの日数

初めて宅食サービスを利用して驚くのが、注文から到着までの時間です。
多くの場合、最短でも2日、平均すると4〜5日ほどかかるサービスが主流です。
これはスーパーやネット通販の「翌日配送」に慣れている人にとっては、想像以上に長く感じられるかもしれません。

宅食の到着が遅めなのは、注文を受けてからの在庫確保・梱包・出荷準備に加え、配送業者のスケジュール調整が必要だから。
特に冷凍・冷蔵便は通常便よりも配送日が限られることが多く、結果的に数日待つケースが多くなります。

冷凍・冷蔵・常温　配送方法による納期の違い

宅食サービスの到着日数は、温度帯（冷凍・冷蔵・常温）によっても大きく変わります。

冷凍便

最も多いのが冷凍弁当タイプ。
ヤマト運輸や佐川急便のクール宅急便を利用するため、配達可能な日が限られます。
また、製造・梱包工程で時間がかかることもあり、平均で3〜5日程度が目安です。

冷蔵便

ミールキットやチルド弁当は冷蔵配送になります。
製造日や消費期限が短いため、出荷日が決まっており、注文のタイミングによっては到着まで4〜6日かかることもあります。

別の記事で、冷凍弁当と冷蔵弁当の違い・メリットとデメリットを徹底比較しているので、そちらも参考にしてみてください。

常温便

常温保存できるパンやレトルト食品などは、在庫があれば最も早く発送できます。
サービスによっては最短翌日着も可能で、「急ぎで欲しい」ときには有力な選択肢です。

納期の早いルート配送はエリア限定が多い

宅食サービスの中には、冷凍便や常温便よりもさらに早く届く「ルート配送型」のサービスがあります。
この記事の前半でも紹介したヨシケイの夕食.netやネットスーパーなどが主にルート配送型を採用しています。

これは、あらかじめ決まった配送ルートと曜日に沿ってスタッフが直接配達する方式で、最短で当日お届けが可能なケースもあります。

ルート配送はスピード面で非常に魅力的ですが、対象地域が限られているため、急ぎの場合でもまずは「自宅が配送エリアに含まれているか」を確認するのが第一歩です。

初回注文が遅くなりがちな理由

宅食サービスは2〜5日ほどで届くのが一般的ですが、特に初回注文はさらに時間がかかることがあります。
その理由は、在庫確保や梱包準備だけでなく、新規顧客の注文確認・支払い情報の承認など、初回特有の手続きが挟まるからです。
サービスによっては1週間弱かかる場合もあるため、「急ぎで必要な場合」は事前に納期を確認しておくことが大切です。

配送を早める！知って得する注文の5つのコツ

宅食やネット通販で「できるだけ早く届いてほしい！」と思うこともありますよね。
実は、注文のしかた次第で到着日を1〜2日早められることがあります。
ここでは、ほぼ誰でもすぐ実践できる早く受け取るためのコツを5つ紹介します。

日付指定をせず、発送後に日時変更する

到着日を指定すると、最短発送より遅くなることがあります。
日付指定はせず「最短」で注文し、発送後に宅配業者の追跡サービスから受け取り日時を調整するとスムーズです。

平日や午前中の早い時間に注文する

多くの宅食サービスは注文受付時間や出荷準備が平日ベースで動いています。
土日祝の注文は週明け・休み明けに処理される事がほとんどです。
特に午前中、できれば午前9〜10時までに注文すると、当日処理される可能性が高く、発送がその日のうちに行われる可能性が高まります。

支払いはクレカなど即時決済を選ぶ

銀行振込など入金確認が必要な方法だと、発送までに数日かかる場合があります。
クレジットカード、PayPay、代引きなど即時決済ができる方法を使いましょう。

在庫のある商品を選ぶ

「取り寄せ」や「予約商品」は当然ながら発送が遅れます。
在庫ありマークがついている商品を選ぶのが到着を早めるコツです。

常温便や速い配送方法を選択する

冷蔵商品は賞味期限や鮮度管理の都合で発送日が限られる場合がありますが、冷凍・常温品は比較的柔軟に出荷できるため、結果的に早く届くことが多いです。

2025年以降の宅食配送はどう変わる？最新動向

宅食サービスの配送は、消費者ニーズの多様化や技術の進歩によって、年々スピードと柔軟性を増しています。
一方で働き方改革による2024年問題などで、人手不足の解消をテクノロジーにより解決する試みが進んでいます。
ここでは、2025年以降に注目したい「未来の宅食配送」の最新トピックをご紹介します。

ドローン配送の実用化が加速

ドローン配送は、物流業界の人手不足や交通渋滞といった課題を解決する有力な手段として急速に進化しています。
日本郵便や楽天、佐川急便などが先駆けて離島や山間部での実証実験を行い、生活必需品や食品の配送テストを重ねてきました。

2025年には、都市部でもレベル4飛行（操縦者が目視せずに飛行できる制度）の解禁や5G通信の普及により、複数のドローンを安全に同時運用できる環境が整います。
これにより、短時間での宅食配送や災害時の物資供給といった活用が広がる見込みです。

一方で、バッテリー性能や積載量の制限、飛行時の騒音やプライバシー問題などの課題も残っており、今後はこれらの改善にも期待が寄せられています。

AIによる配送ルートの最適化

AI技術の進歩は、宅食サービスの配送スピードと効率化にも大きな変化をもたらしています。
最新のAIアルゴリズムは、配達ルートや経路を瞬時に計算し、複数店舗からの多数の注文をリアルタイムで最適に割り当てます。その結果、従来よりも短時間・低コストでの配送が可能になりました。

実際の事例では、AI活用によって配送完了までの時間を最大50％以上短縮できたケースもあります。
2025年にリリースされた配送最適化サービス「スグとどけ」では、平均配送時間を20％短縮、燃料コストを15％削減するなど、環境負荷の軽減にも貢献しています。

こうした技術は、今後さらに精度が高まり、宅食だけでなくあらゆる食品・日用品配送の基盤となっていくことが期待されます。

自動運転車による配送の未来

自動運転車が宅食の「今後の配送手段」として注目されています。
特に、2023年4月の道路交通法改正により、レベル4自動運転車（運転者を必要としない自動運転車）の社会実装に向けた基盤が整いつつあり、国土交通省では、「2025年度目処に50ヵ所程度、2027年度には100ヵ所以上での自動運転移動サービスの実現」政府目標として掲げています。

配達ロボットとは異なり、自動運転車はより大きな積載能力と広範囲の移動が可能で、宅食や電化製品ほか日用品の配送にも応用される可能性があります。
このような技術は、労働力不足や配送コストの増大といった課題への解決策として注目されており、都市部だけでなく地方・郊外においても効率的な宅配体制を築くきっかけになるでしょう。

進化する宅食配送がもたらす暮らしの変化

2025年以降、宅食配送はテクノロジーの進化と社会ニーズの変化により、これまで以上にスピードと利便性が求められる時代に入ります。都市部では「今すぐ食べたい」に応える即日・翌日配送が当たり前になりつつあり、地方や離島でもドローン、自動運転車、AIによる配送最適化などの技術導入が進むことで、リードタイムが確実に短縮していきます。

さらに、これらの新技術は単なるスピード向上だけでなく、省人化による人手不足対策、燃料コスト削減、環境負荷の軽減といった持続可能性の向上にも貢献します。
今後は無人配達機とAIを組み合わせた「高速・効率・エコ」の配送モデルが主流となり、利用者一人ひとりが、より自由で快適な食生活を選べる時代が到来しようとしています。

まとめ｜宅食サービスは目的別に選ぶのが正解

宅食サービスは「どの会社が一番良いか」ではなく、目的や状況に合わせて選ぶことが大切です。
普段の食事管理や栄養バランスを重視するなら定期便を利用し、急ぎで必要なときはスポット便やフードデリバリーを併用するのがおすすめです。

また、宅食にこだわらずフードデリバリーなどの即納サービスを活用する手段もあります。

今後の宅食業界は、ドローン配送やAI最適化、自動運転車などの新技術で、さらに早く・便利に進化していく見込みです。
「欲しいときに、欲しいものが届く」そんな時代がすぐそこまで来ています。